就業体験専門メディア「スポットライト」

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40代の専門性について

キャリアは消せないタトゥーのように思う。

今、40代の方の転職相談を受けていると、

社会におけるシビアな現状に震える。

 

今回はキャリアの積み方について考えたいと思う。

 

新卒に入る段階でキャリアを逆算して考える機会なんてそうそうない。

新卒のアドバイスもしているが大抵目の前のことだけである。

 

なぜないのか。

相当慌ただしいからだ。例えれば夜逃げのようなもので、

その日の夜には居場所である家から持つもの持って出なければならない。

 

就職活動も。

3年の8月ごろになったらいきなりインターンだ、OB訪問だ、企業研究だと始まり。

慌ただしい活動の中、来年には周りの仲よき友達は内定を持ち始めるのだ。

 

 

▼大学が悪の権化

逆算して考えるにはもう少し時間が必要だ。

なので大学中には一通りの職種を経験して、

大学3年の時には職種が決まっている状態が望ましい。

なのでバイトなんてしてる場合でもないし、

大学の無駄な授業なんて受けている場合でもない。

 

何が言いたいかというと18才から22歳という、

非常に重要な時期に大学なんて通わせるな。

ということだ。

 

▼卒業すると22歳

大学を卒業すると22歳、大学院を卒業すると24歳になる。

ここでキャリアの逆算の話になるのだが。

 

40歳までには

①資格と実績

②一貫したキャリア

③事業を生み出す力

 

のどれかが備わっていないと相当厳しい。

と実際の事例からそう思う。

これだけが頼れるものであり、

これらは全て「ストック」になる。

 

対して

過去に子会社の社長でしたという40歳

過去に3店舗自営やってましたという40歳

取締役で給料すごくもらってましたという40歳

過去には1000万円は給料もらってましたという40歳

 

これらは全て「フロー」になる。

人生は長い。過去がいくら良くても今が良くないと。

 

▼逆算してみた

ではどうするのか。

40歳から逆算して考えてみることにする。

 

直近のキャリアが重要視される転職市場。

35〜40才までのキャリアが反映される。

 

35歳で就いている職種が一生の職業になる。

35歳で未経験で採用してもらえるかというと難しい。

30歳前半には腰を据える職についている必要がある。

となると30歳がキャリアチェンジのラストチャンスになる。

 

留年浪人大学院。の方がは。

卒業した時点で24歳。

 

残された時間は6年である。

その6年でこれはという職種に出会えないと。

40代がひどいことになる。

 

▼20代をどうすごすか

6年は圧倒的に短い。

20代は1社経験が理想とされているので、

1社でまずは耐えて経験を積まないと30歳いいところには転職できない。

なぜなら6年しかないからだ。

 

3年で損益を超え利益が出始め

6年でマネジメントをし始める

 

と考えるとギリギリ3年。

間違って2年でやめると人生の空白期間として、

何の価値もない。

 

ということは最低で2社2職種までしか経験できない。

 

万が一万が一。

新卒で入った企業の配属先が悪い。

会社が離職率の多いブラック企業

 

とかに出会うともう終わるのだ。

 

▼大学の就活について

話は戻ると。

いきなり大学3年時に今まで

 

バイトのホールしかしたことない、

コンビニの店員しかしたことない、

イベントの派遣スタッフしかしたことない、

 

というやつが。

悲惨な人生の入り口になるかもしれない、

職種をさぁ選べと言われてもできるわけがない。

 

俺は営業に向いているのか、エンジニア?マーケ?新聞記者?

判断基準がないのだ。 

 

だから大学は人生の負の循環となる入り口を担っていると考えた方がいい。

大学生活は最後の晩餐なのだ。

 

▼最後に

申し訳ないが。大学は無くした方がいい。

20歳であろうと30歳であろうともう少し先を見た

キャリア選択をする必要がある。

 

そして国なのか企業なのかはベルトコンベアーのように就業できる

世の中にする必要があると思う。

 

自己分析も大事だが、

仕事に取り組んだ先にある感情に、

天職となるヒントがあると思う。